2007年10月19日
ヒトの排泄物リサイクルが地球を救う
国際ボランティアNGO「スラブ・インターナショナル(Sulabh International」の創設者ビンデシュワル・パタク(Bindeshwar Pathak)氏は10月末、ニューデリー(New Delhi)で開催される「世界トイレサミット(World Toilet Summit)」で、ヒトの排泄物利用に関する詳細な計画を発表する。
インドだけでもトイレ施設を十分に利用できない人の数は、7億3000万人に上るとみられている。「2002年、南アフリカで採択された国連(UN)の『ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals、MDGs)』では、トイレが利用できない世界の人口26億人を、2015年までに半分に削減する目標が設定された」(Pathak氏)
排泄物を有機的に分解した生物ガスを燃やして調理の燃料や発電に利用し、尿を肥料にするシステムを提供することで、インドは世界に貢献できるとPathak氏は語る。同氏は「世界中の人にこの技術について知ってほしい。このシステムは、アフガニスタンのカブール(Kabul)で実際に稼働中で、『ミレニアム目標』を達成し、温暖化を緩和することができる」と大きく期待する。

