2008年03月24日

「国連水の日」、乾く地球が求める水不足解決策


地球上に淡水が存在しなければ人間も生存できない。しかし現在、人類の生命維持にとって最も基本的なものといえる淡水を世界の5人に1人が日常的に入手することができていない。

 22日の「世界水の日(World Water Day)」を前に国連(UN)は、世界人口が増え続ける中、2025年には地球上の3分の1の人々が安全な飲料水を必死に捜し求める状態になりかねないと警告した。

■水の枯渇につながる経済成長、人口増加、巨大都市

 現在、世界で毎年200万人以上が非衛生的な水を原因とする疾病によって亡くなっているが、その大半は子どもたちだ。この悲劇には互いに絡み合った多くの要因がある。世界的な経済成長、人口圧力、巨大都市の出現などはすべて水の使用を驚異的な量に押し上げている。

■地球温暖化が追いうちかける

 しかし、科学者や各国政府が世界の「水に対する飢え」を満たそうと苦闘する中、もうひとつ背後から迫る脅威がある。地球温暖化だ。
 
 国連の「気候変動に関する政府間パネル」(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)によれば、海面の上昇によってすでに、数千万の人口が集中するアジアの低地沿岸域メガデルタの下の帯水層にまで塩水が入り込むようになっている。また気候パターンの変動がアフリカから欧州南部、アジアなどに及ぶ広い一帯の干ばつを深刻化させようとしている。

 専門家や各国政府は特に世界の最貧地域における清潔な飲料水の不足を緩和するために、大きなカテゴリーにわたる3つのイニシアチブを提起している。「公衆衛生、浄水、水管理」だ。

posted by しるべ at 17:00| 地球温暖化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする